自毛植毛とは、自分自身の毛髪の中でも、将来ずっと抜けない安全な部分(後頭部から側頭部にかけて)の毛根をドナーとして採取し、脱毛した部分へ外科的に植え込む施術のことをいいます。
薄毛の根本的な解決法としては、他にも幾つかあります。しかし、一生ものの髪が生え続け、永続的にヘアサイクルを繰り返すのは自毛植毛だけなのです。
薄毛にお悩みの方にとっては、なかなか踏ん切りがつかないものかも知れません。しかし、当院の自毛植毛施術を受けられ方には、それぞれご満足いただいております。
その理由は、当院の長年にわたる多くの植毛実績と、医療技術の研究を怠らず、常に最新の技術を取り入れる姿勢に他ありません。
植毛の流れ(自毛植毛)
毛髪再生センターにおける、植毛施術の流れをご紹介します。
頭髪に関する悩みやライフスタイルについて、当院の医師またはスタッフが詳細なヒアリングのもとカウンセリングいたします。
問題なく植毛ができるか、現状の頭皮や健康状態などを詳しく診察します。
植毛が可能だと診断できた際には、どのように植毛するかを決めます。植毛する範囲・分量など全体的なデザインをはじめ、特に生え際のデザインを重視します。生え際は顔の輪郭を決め、見た目の印象も左右しますので、専門医のアドバイスも充分に参考にしてください。
局所麻酔をし、移植面積に合わせてドナーを採取。頭皮を浅く0.8㎝幅×必要な長さの帯状に切り取り、採取後に縫い合せます。
※毛髪で隠れやすい場所を選ぶため、手術の傷口はほとんど目立ちません。
採取したドナーを、細かく株分けしていきます。
植毛を行う箇所に0.8㎜ほどの小さな切れ目を入れ、株分けしたドナーを丁寧に植え込んでいきます。自然な仕上がりを実現するため、毛の向き・長さも調整しながら植えていきます。
施術後、植毛した場所の仕上がり具合をチェック。移植した部分は、消毒のうえ最後に縫った部分に包帯を巻き、圧迫保護します。
医師から術後の注意事項などの説明を受け、そのままお帰りいただけます。植毛範囲や術式にもよりますが、施術はおよそ2~3時間で完了。当日はできるだけ安静にしていただき、感染予防のため、移植部に直接触れないように。その他、注意事項は医師にご確認ください。
移植した部分が定着するまでは、定期的にクリニックでチェックをさせていただきます。