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ドクターズインタビュー
理事・副院長
日本ウェルネス再生クリニックで美容医療を担当する前原律子副院長。外科医としてのキャリアを経て美容医療の世界へ進み、現在は「ささゆりヘルスクリニック」の院長も兼任されています。
「カスタマイズ治療」の考え方を軸に、しわ・たるみ治療に強みを持つ日本ウェルネス再生クリニック。患者様お一人おひとりに向き合う診療スタイルについて、詳しくお話を伺いました。
外科医の目で見つめる
あなただけの「美」

美容医療の道に進まれたきっかけは?

大学院時代に食道がんの研究をしていたのですが、その時に扱っていた遺伝子が、実はiPS細胞の発見で知られる山中因子の一つだったのです。外科医として手術の技術を磨いてきた中で、がん研究から再生医療との接点が生まれて、そこから美容医療の可能性にも興味を持つようになりました。
外科では「治す」ことが目的ですが、美容医療では患者様の「なりたい姿」を一緒に実現していく。その過程に大きなやりがいを感じています。外科で培った解剖学的な知識や注入技術は、今の診療にも活きていると感じますね。

こちらのクリニックではどのような治療を?

美容医療、植毛、再生医療の三つを柱としています。私は主に美容医療を担当しており、ボトックスやヒアルロン酸注入、肌育治療、たるみ治療など幅広く対応しています。
特に力を入れているのが「カスタマイズ治療」という考え方です。お一人おひとりの肌の状態やお悩みの原因を見極めて、その方に合った治療を組み立てていきます。流行りの施術をそのまま当てはめるのではなく、根本的な原因にアプローチすることを大切にしています。再生医療についても、ご要望に応じてご提供できる体制を整えています。

「カスタマイズ治療」について詳しくお聞かせください

SNSなどで話題の施術を見て「これをやってほしい」と来られる方も多いのですが、実際にお話を伺うと、別のアプローチの方が効果的なケースも少なくありません。例えばしわが気になる場合、ボトックスを打てば良いわけではなく、骨や筋肉、皮膚など複数の層にわたる原因を考える必要があります。
カウンセリングでじっくりお話を伺い、なぜそのお悩みが生じているのか、どこを改善すれば理想に近づけるのかを一緒に考えていく。情報が溢れる時代だからこそ、それに踊らされずに本当に必要な治療を選んでいただきたい。それがカスタマイズ治療の根底にある考え方です。
表面ではなく、原因から
層構造を見極める治療

しわやたるみの治療について、こだわりを教えてください

お顔は表皮、真皮、皮下脂肪、筋肉、深部脂肪、骨と、ミルフィーユのような層構造になっています。たるみの原因は、加齢による骨の痩せ、深部脂肪の減少、筋肉の緩みや過収縮、皮膚のコラーゲン不足など、すべての層で起こりえます。
例えばおでこの骨が痩せると、まぶたが重くなり、目を開けるために筋肉を使う。それがおでこのしわにつながることもあります。どの層が主な原因かを見極めて、骨の痩せにはヒアルロン酸、脂肪の重みにはスレッドリフト、皮膚には肌育治療というように、原因に応じたアプローチを組み合わせていきます。
表面的な症状だけを診るのではなく、その奥にある原因を探ること。それが当院の強みだと考えています。

カウンセリングで心がけていることは?

まずは患者様のお話をしっかり聞くことです。美容クリニックでの経験が豊富な方は、ご自身で「ここにヒアルロン酸を入れてほしい」と具体的におっしゃることもあります。もちろんそのご希望にお応えすることもできますが、よくお話を伺うと、違うアプローチの方がご満足いただけることも多いのです。
ヒアルロン酸ひとつとっても、製剤の種類によって仕上がりは変わりますし、お肌をきれいに見せる「肌育」の要素を持ったハイブリッドな製剤もあります。選択肢をご提示して、ご納得いただいた上で治療を進める。その過程を大切にしています。

「肌育治療」についても教えていただけますか?

肌育治療は、お肌そのものの力を高めていく治療です。ジャルプロやジュベルック、ボライトXCといった製剤を使って、コラーゲンやエラスチンの生成を促します。即効性のある治療と組み合わせることで、より自然で持続的な効果が期待できます。
しわやたるみの治療でも、表面を整えるだけでなく、肌の土台から改善していくことで、仕上がりの質が変わってきます。当院では複数の肌育製剤をご用意しており、お悩みに合わせて使い分けています。
「ここなら任せられる」と思える
かかりつけの美容クリニックへ

梅田エリアの患者様にはどのような特徴が?

経営者の方やお忙しいビジネスパーソンの方が多いですね。美意識が高く、これまで様々な美容クリニックを経験されている方も少なくありません。そうした方々からは「医師としっかり話し合いながら治療を進めたかった」というお声をいただくことが多いです。
言われた通りの施術をするだけでは、本当の満足にはつながらないこともある。だからこそ、対話を大切にしています。男性の患者様も多く、ヒゲ脱毛や美容点滴、ニキビ跡・毛穴の治療などでいらっしゃいます。北新地も近いこともあり、美容点滴で定期的に通われる方もいらっしゃいます。

今後、どのようなクリニックを目指していきたいですか?

「3ヶ月に一度ここに来れば、美容のことは任せられる」と思っていただけるクリニックを目指しています。年間の美容スケジュールを一緒に立てて、ご予算やライフスタイルに合わせた治療プランをご提案する。美容医療を生活の一部として、無理なく続けていただけるような関係性を築いていきたいです。
例えば、月々決まった金額で通っていただけるようなメニュー構成も考えています。お忙しい方にこそ、効率良く、でも確実に結果につなげられる美容医療をお届けしたい。信頼していただける「かかりつけの美容クリニック」になれればと思っています。

最後に、患者様へメッセージをお願いします

美容医療は「きれいになりたい」という気持ちに応えるものですが、大切なのは、その方にとっての「きれい」が何かを一緒に考えることだと思っています。流行に振り回されず、ご自身の肌や顔立ちに合った治療を選んでいただきたい。そのためのお手伝いをさせていただきます。
カウンセリングでは遠慮なくご希望やご不安をお聞かせください。私たちは患者様のゴールを共有し、そこに向かって伴走するパートナーでありたいと考えています。どんな小さなお悩みでもお気軽にご相談ください。