執筆者
医療法人仁由会 日本ウェルネス再生クリニック
理事・副院長 前原律子
「施術を受けた直後はきれいになるのに、しばらくすると元に戻ってしまう」「肌の調子が安定しない」こうしたお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
美容医療には様々な施術がありますが、その効果を十分に引き出すためには、肌そのものが健やかであることが欠かせません。どんなに優れた施術も、土台となる肌の状態が整っていなければ、効果は限定的なものにとどまってしまいます。
大阪市北区・梅田の日本ウェルネス再生クリニックの「肌育治療」は、肌本来の力を引き出し、美しさの土台を作っていく治療です。
肌育治療とは、肌の細胞に直接栄養を届けて、内側から肌を育てていく治療です。
美容医療の施術は大きく分けて二つのタイプがあります。一つは、レーザーやHIFU(ハイフ)のように細胞に刺激を与えて活性化させる治療。もう一つは、細胞に栄養を届けて肌の再生力を高める治療です。肌育治療は後者にあたります。
専用の製剤を肌に注入することで、真皮(肌の深い層)に働きかけ、コラーゲンやエラスチンといった肌のハリを支える成分の生成を促します。刺激を与えるのではなく、栄養を届ける、いわば肌を「育てる」アプローチです。
畑に種を蒔く時、まず土を耕して栄養を与えます。痩せた土地にそのまま種を蒔いても、良い作物は育ちません。肌も同じです。
レーザー治療やピーリングは、いわば種を蒔く作業。その効果を最大限に引き出すためには、土台となる肌が健康でなければなりません。肌育治療で土台を整えてから施術を行うことで、より良い結果につながりやすくなります。
肌の状態が不安定なまま強い施術を行うと、炎症や色素沈着といったトラブルが起こりやすくなります。肌育治療で肌のコンディションを整えておくことで、こうしたリスクを抑えることが期待できます。
表面的な改善だけでは、時間とともに元の状態に戻ってしまいがちです。肌育治療は肌の内側から働きかけるため、より持続的な効果が期待できます。一時的な変化ではなく、肌質そのものの改善を目指す方に適した治療です。
当院では、肌育治療を単独で行うこともありますが、多くの場合はカスタマイズ治療の一環として取り入れています。
患者様の肌の状態やお悩みに応じて、「まず肌育で土台を整えてから機器治療に進む」「機器治療の合間に肌育を挟んで肌を休ませる」「肌育と機器治療を並行して行う」など、柔軟に組み合わせます。
画一的なメニューではなく、お一人おひとりに合わせた取り入れ方ができるのが当院の強みです。
肌育製剤にはそれぞれ特徴があり、期待できる効果も異なります。当院では複数の製剤をご用意しており、患者様の肌の状態やご希望に合わせて使い分けています。
「ハリを出したい」「毛穴を目立たなくしたい」「全体的な肌質を改善したい」など、目的に応じて適した製剤をご提案します。
肌育治療は、ボトックスやヒアルロン酸注入、スレッドリフト、各種機器治療と組み合わせることで、それぞれの治療効果を高め合うことが期待できます。
例えば、ヒアルロン酸の中にも肌育効果を持つハイブリッドな製剤があります。しわを改善しながら、同時に肌質も整えていく。こうした複合的なアプローチが可能です。
非架橋ヒアルロン酸にアミノ酸とペプチドを配合した製剤です。肌に潤いを与えながら、ハリやツヤの向上が期待できます。肌全体の若々しさを取り戻したい方におすすめです。
当院ではジャルプロクラシック, ジャルプロ ヤングアイ, ジャルプロ スーパーハイドロの3種類を採用しており、お肌の状態やお悩みに応じて使い分けたり併用したりしています。
ポリ乳酸と非架橋ヒアルロン酸を組み合わせた製剤です。毛穴やニキビ跡の改善、肌の弾力アップなど、幅広い肌のお悩みに対応します。肌質を総合的に改善したい方に適しています。
厚生労働省の認可を受けた架橋ヒアルロン酸製剤です。施術後すぐに保水力の向上やハリ感を実感しやすいのが特徴です。乾燥による小じわが気になる方に効果的です。
ポリヌクレオチド(PN)を主成分とした製剤です。肌細胞の再生力に働きかけ、赤みやくすみ、色ムラの改善が期待できます。肌本来の機能を活性化させたい方におすすめです。
高純度の5つの異なる分子量の非架橋型ヒアルロン酸を組み合わせたハイブリッドヒアルロン酸です。肌の深層に潤いを届け、コラーゲンとエラスチンの生成を促します。CEマークClass IIIを取得している安全な製剤です。
独自の技術により2種類の高分子低架橋ヒアルロン酸とバイオリジェンがミックスされた次世代のバイオリモデリング製剤です。肌の再生・再構築・肌質改善作用に加え、頬のコケなど凹んだ部分のボリュームアップも実現します。
step01
現在の肌の状態やお悩み、これまでの美容医療のご経験などを伺います。肌育治療が適しているか、どの製剤が合いそうかを一緒に検討します。
step02
製剤を肌に注入していきます。注入方法は製剤や部位によって異なります。
step03
施術後の過ごし方や注意点をご説明します。製剤によっては、数日間赤みや腫れが出ることがあります。
step04
肌の変化を確認しながら、次回の治療計画を調整していきます。継続的に行うことで、より安定した肌の状態を目指せます。