執筆者
医療法人仁由会 日本ウェルネス再生クリニック
理事・副院長 前原律子
「ニキビが治った後に茶色い跡が残った」「傷や虫刺されの跡がしみになってしまった」「肌をこすりすぎて黒ずんでしまった」色素沈着は、本来のしみとは異なり、肌への刺激やダメージをきっかけに現れる後天的な色素斑です。
時間とともに薄くなることもありますが、なかなか消えずに残ってしまうケースも少なくありません。放置しているとそのまま定着してしまうこともあるため、早めのケアが大切です。
大阪市北区・梅田の日本ウェルネス再生クリニックでは、色素沈着の原因と状態を見極め、肌に負担をかけすぎない治療で改善を目指しています。
色素沈着は、肌に炎症や刺激が加わった後にメラニン色素が過剰に生成され、沈着した状態です。「炎症後色素沈着(PIH)」とも呼ばれます。
主な原因としては、ニキビや吹き出物の跡、傷や火傷の跡、虫刺されの跡、摩擦(こすりすぎ、下着の締め付けなど)、かぶれや湿疹の跡、レーザー治療後の反応などが挙げられます。
色素沈着は、紫外線によるしみとは発生のメカニズムが異なります。肌のターンオーバーが正常に働いていれば、時間とともにメラニンが排出されて薄くなっていきますが、ターンオーバーが乱れていたり、繰り返し刺激を受けていたりすると、なかなか消えずに残ってしまいます。
色素沈着の治療で大切なのは、「これ以上悪化させない」ことと「メラニンの排出を促す」ことです。
まず、原因となっている刺激を取り除くことが第一歩です。肌をこする習慣がある方は、その習慣を見直すことも治療の一環になります。炎症がまだ残っている場合は、まず炎症を鎮めることを優先します。
その上で、肌のターンオーバーを整え、メラニンの排出を促す治療を行います。ただし、色素沈着を起こした肌は刺激に敏感になっていることが多いため、強い治療は逆効果になる可能性があります。当院では、肌への負担を最小限に抑えながら、穏やかに改善を目指します。
また、治療中は紫外線対策をしっかり行うことも重要です。紫外線を浴びると色素沈着が濃くなってしまうため、日焼け止めの使用を習慣づけていただくことをお願いしています。
穏やかに古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進します。メラニンを含んだ細胞の排出をサポートし、少しずつ色素沈着を薄くしていきます。肌への負担が少なく、継続しやすい治療です。
肌の土台を整え、健やかなターンオーバーを促します。メラニンの排出がスムーズになり、色素沈着が改善しやすい肌環境を作ります。他の治療と組み合わせることで、より効果的なアプローチが可能です。